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東日本大震災のがれき広域処理、第1号が東京に到着

 東日本大震災で生じたがれきの広域処理第1号となる岩手県宮古市のがれき約32トンが 3日朝、東京に到着した。  午前8時10分頃、貨物列車で東京・品川の東京貨物ターミナル駅に運び込まれたコンテナは、 そのままトラックで都内3か所の中間処理施設へ。その一つ、「高俊興業」(大田区)には5・7トンを 搬送。放射線量測定の結果、基準値を下回っていることが確認された。4日以降、焼却や埋め立てが 行われる。  東京都が被災地のがれきを受け入れることについて、都には10月末までに約2100件の苦情が 寄せられた一方で、都の姿勢を支持する意見も約200件あったという。都環境局は「すべての人に 安心してもらえるよう、放射線量の測定とデータの公表は徹底して実施したい」としている。

東京都が東北のガレキ50万トン受け入れ発表

東日本大震災で発生した岩手県の災害廃棄物(がれき)の受け入れを発表した東京都に対し、「放射能を拡散させないでください」などと反対する電話やメールが寄せられていることが30日、分かった。 都環境局によると、受け入れが発表された9月28日夜以降、29日に162件(電話129件、メール33件)、30日に283件(電話222件、メール61件)の意見があった。大半が「被災地支援も分かるが、子供がいて不安」「放射能を入れてくれるな」などと受け入れに反対する内容という。 来年3月までに岩手県宮古市のがれき計1万1千トンを処理する予定。鉄道で都内の民間破砕施設に輸送して処理後、東京湾に埋め立てる。このがれきを処理した焼却灰を岩手県が検査したところ、1キロ当たり133ベクレルの放射性セシウムが検出されたが、国が災害廃棄物の広域処理で定める基準値(1キロ当たり8千ベクレル)を大幅に下回っている。 都は30日、岩手県などと災害廃棄物の処理基本協定を締結。今後は宮城県とも同様の協定を結び、岩手、宮城両県のがれき約50万トンを受け入れる方針。